こんにちは
弓術スポーツの高橋です。
今回は、すり足について
詳しく解説していきたく思います。
スポーツの世界ですり足の
重要性はよく語られますが、
私、弓道家として、すり足についての、
合理的な有効性、さらに適切なすり足の
仕方を公開します。
実は、すり足って
ただ足裏全体を地面につけて歩くこと自体が
すり足ではないんですね。
それをスポーツや他の武道で
応用しようとすると、
・姿勢伸ばす
・膝の力を抜く
・呼吸
など、様々なことが
必要になります。
これらの内容を全て実践すると、
綺麗でかつスポーツに使えるように
すり足が行えます。
ぜひ、実践ください。
■すり足の由来
諸説様々あり、私も詳しくありませんが、由来は江戸時代に「足音を立てないようにするため」と言われております。
大事な会議や話し合いの時に、上の階でうるさくしていると迷惑と言う理由で、すり足が行われのが由来と言われています。
■すり足のメリット
身体の重心の上下動が少なくなります。野球であれば、ボールをみる正確性が上がります。ランニングであれば、走るときの着地衝撃が軽減されます。
■両足をつければ良いと言うわけではない
ただ、すり足といっても、両足を地面につけ続けることがすり足ではありません。そうすると、足の動きが遅くなり、身体を動かしにくくなるからです。
例えば野球では、すり足のように動かす打法を「ノーステップ打法」と称されています。
ホークスの松永選手などはこの手法を活用されていましたね。
■すり足は弓道でも使われる?
小笠原流礼法と言われる作法に特化した弓道の流派で教わります。そのすり足の動きは、スポーツの世界で言われるスリ足と違うかも
■すり足をスムーズにするための方法
では、ここですり足をスムーズにするための5つの方法を紹介します
・膝を軽く曲げる
脚の無駄な力みを抜くために、膝の力を抜きます。そして、肩を下げます。
・姿勢をまっすぐ
膝を軽く曲げると、背中から首筋にかけてまっすぐに伸ばしやすくなります
・呼吸を深く
背中を伸ばすと、呼吸がしやすくなります。鳩尾部にある横隔膜が上下に下がり、肺やお腹を使いやすくなるからです
・動作の起点を腰から、
脚から動かすのではなく、腰から動かすようにしてくださ
・1−4の動作を終始継続する
それぞれ教えた動き、意識は最後まで続けることが出来ますね。これを、弓道の世界で「残心(ざんしん)」と言います。
この5つを行うと、問題なくなりますが。最後に一つこつをお話しします。