不安・恐れの感情は「肩」と繋がっている

「なぜか不安が取れない」「ちょっとしたことに過剰に反応してしまう」と感じることはありませんか?日常の中で、気づけば肩が凝り固まっている……そんな経験をしたことがある方も多いはずです。

実は、その肩こりと不安感は無関係ではありません

肩の緊張が続くと、体だけでなく心にも影響を及ぼし、余計な反応や考えすぎを引き起こす原因となります。この状態を放置すると、不安感はさらに増幅され、気づかないうちに心身のバランスを崩してしまうかもしれません。

肩と顔の筋肉のつながりを理解すると、不安感は解消される

そこで注目すべきなのが、「肩と顔の筋肉の連動」という仕組みです。

この二つの部位は筋膜を通じて繋がっており、肩の力を抜くことで顔の筋肉も緩み、不安感や過剰な意識を軽減することができます。次の章では、この肩と顔の筋肉のつながりについて詳しく解説し、肩の力を抜くための具体的な方法をご紹介します。

肩と顔の筋肉のつながりと不安との関係

人間の体には、肩と顔の筋肉が密接に連動しているという特徴があります。この筋肉の連動により、肩の緊張が不安や過剰な意識といった精神的な反応に直結することが分かっています。これを理解することで、余計な反応や意識を取り除き、リラックスした状態を作ることが可能になります。

肩と顔はどう繋がっている?

肩と顔の筋肉は、筋膜という筋肉を包む膜を通じて繋がっています。

具体的には、以下の筋肉群が連動しています。

頬の筋肉

眼球周り

こめかみの筋肉と肩の筋肉


らの筋肉が連動しているため、顔の緊張は肩に伝わり、肩の緊張が不安感や余計な意識の原因となります。

不安を生む具体的な動き

では、このように、肩が力むことで、顔の筋肉から不安な感覚が出ている動きの例をご紹介します。

・何かを凝視している時

・何かを考え込んでいる時

・口をグッと塞ぎ混んでいる時

このような動きをしている時、一緒に「肩」もこわばっているのを感じられませんか?このように、何かを見たり考えたりするだけで肩は知らず知らずに力んでしまうのです。

 

肩の緊張が不安を生むメカニズム

肩に力が入ると、不安や過剰な考えが生まれやすくなります。

例えば、日常的に「こうしたらどうなるだろう」と考え込む場面では、肩に無意識のうちに力が入っていることが多いです。この状態が続くと、体が緊張し、不安感や過剰な意識が生まれやすくなります。

武道のような伝統的な動きでは、脱力が重要視されます。

肩の力を抜くことで顔の緊張も解け、不安や余計な反応が軽減されます。その結果、心身がリラックスした状態になり、自然な動きや考え方ができるようになります。

まとめ

肩と顔の筋肉は密接に繋がっており、

肩の緊張が不安感や過剰な意識といった精神的な反応を引き起こします。

だから、肩を脱力するようにしましょう。

 

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