本書にかける思い

弓道における姿勢、身体使いに基づく解説した
「姿勢を変えれば9割のスポーツが伸びる」を書籍で出版します。

著者の経験をもとに、野球、サッカー、バレー、テニス、自転車、水泳に応用できる姿勢、筋肉の働かせ方について豊富なイラストをつけて解説していきます。

現在、スポーツのパフォーマンス低下について悩まれている方ぜひ、あなたにも本書を手に取り、 お役立ていただければ幸いです。

電子書籍購入希望の方はこちら

アマゾンランキングで一位を獲得しました

Amazonの「スポーツカテゴリー」でランキング1位に輝きました。

本書の一部を紹介

第一章 すべてのスポーツの運動技術向上の根幹となる「首を伸ばす」姿勢

スポーツの書籍を見ると、「骨盤を前傾させる」「股関節から脚を動かす」など、身体の重心を少ない力で動かす方が紹介されています。こうした考え方も大切ですが、実際の運動となると、「動いている最中に上半身が崩れない」ように考えるのも重要です。もし、骨盤を前傾させたり、股関節を不用意に動かしたりしてしまうと、腰から上の背骨の湾曲が大きくなるため、上半身の安定性が少なくなります。

そこで、首の後ろを伸ばすようにします。動いている最中に最も関節がぶれやすいのが、「首」です。もし、「骨盤を前傾させる」「股関節を不用意に動かす」といったことを行うと、真っすぐに伸びた頸椎がねじれてしまいます。すると、上半身の姿勢がぶれやすくなるため、実際の運動動作で多くの無駄が出ます。「着地動作で足裏の衝撃が強くなる」「肩や胸部がぶれやすくなって余計な力みが出てしまう」といった問題が生じます。

一方、首を後ろに伸ばし続けていると、動いている最中に余計な姿勢のぶれが抑えられるため、歩き動作が行いやすくなります。さらに、首の後ろが伸びていると骨盤がほぼ垂直に保たれたまま動作が行えます。すると、着地する際に足裏の土踏まず付近(足裏の中心部)に衝撃がかかるため、負荷が分散されるのです。

第一章 全てのスポーツ動作を改善する「脇下の筋肉」の重要性

前鋸筋の役割は、背中の後ろ側についている肩甲骨を外側に向ける(外旋させる)ことです。 弓道の動作では、自分の体の前に両腕で円形の空間を作ります。この円の空間を「弓懐(きゅうかい)」といい、脇の下の筋肉を意識し、肩甲骨を開くようにして、弓懐を取ります。すると、脇の下に力が入る体構えが完了します。

この姿勢により、弓を引くときに脇の下の筋肉が働くようになります。すると、肩や腕に力を入れずに大きく弓を引くことができます。

試しに、次の実験を行います。相手を押そうとするときに、普通に腕や肩の力を使って押します。すると、相手を押す力は弱くなってしまいます。そこで、肩を下げて押すようにします。すると、先ほどに比べて、肩関節の位置が安定し、相手を押しやすくなります。

これは、肩を下げたことで、脇下の筋肉が張り、肩関節が安定するからです。脇下の筋肉が張り、肩甲骨が前方に開く力が生まれると、押された際に、肩関節がぶれにくくなり、押しやすくなります。脇下の筋肉をスポーツに活用すると、スポーツにおいて効率よく運動技術を高めることができるのです。

ご挨拶

「弓道の姿勢」を構築し、「マラソンタイム3時間5分達成」「100kmマラソン完走」「トライアスロンミドルランニングの部8位」「野球、サッカー、水泳、ボクシング選手から実力向上の報告」など、パフォーマンス向上の報告が続々!!!

古来弓道の姿勢から、10種以上のスポーツのパフォーマンスを向上させた「姿勢の取り方」「身体の使い方」など、身体を最大限活用する具体的手法をお届けします。この書籍を読むだけで、自身のスポーツでパフォーマンス向上のカギとなる「姿勢」を身に付けることができるでしょう。

本書を手にとっていただき、ありがとうございます。身体健康所RKyuの代表の高橋大智(たかはしだいち)と申します。

スポーツで怪我なく、パフォーマンスを向上させるためには武道で実践される「姿勢」を身に着ける必要があります。姿勢が整え、全身の筋肉を効率よく活用できる状態を構築しなければ、行っているスポーツで最大限の力を発揮できないからです。

ここでいう「姿勢」とは、弓道の世界で実践される姿勢を指します。そして、適した姿勢から、スポーツで具体的に向上させる「適切な身体の使い方」につなげていきます。スポーツで身体を効率よく動かすための「心臓部」とも呼べる姿勢の理論がまとまっていなかったのです。そこで、私が今まで弓道を稽古し、スポーツに応用し、実際にパフォーマンス向上の報告のあった実例を書籍として執筆させていただきました。

もちろん、これは私自身が活用している手法になります。その他、野球、サッカー、水泳、ボクシングトライアスロン選手など、多岐にわたってパフォーマンス向上の報告をいただきました。

ただし、これは単純に「肩甲骨・股関節周りを鍛える」「前傾姿勢をとる」といった手法ではありません。弓道の姿勢から、実際のスポーツでの意識の仕方、
様々な筋肉の働かせ方を転換し、スポーツ動作に取り入れた結果です。どのようなスポーツでも活用できる「姿勢」とは「全身に力みのない」「パワー・瞬発力・持久力・柔軟性」を高める姿勢です。

そのため、普段の姿勢を見直し、実践するだけであなたの身体の筋肉の無駄な力みがなくなって、今まで以上に身体を動かすことができるのです。既存のスポーツで言われる理論ではなく、「弓道」という違った角度から身体を観察するため、誰でも、スポーツでの動きを変えることができます。

これを実現するために、「弓道の姿勢」が必要と考えてください。そのため、私が実践している「弓道の姿勢」は、小手先のテクニックではなく、「本質的な理論」です。

そこで、以前の私のように、「姿勢」と「身体の使い方」を知らない人のために、書籍として出版させていただきました。「姿勢を変えれば、9割のスポーツが伸びる」を手に取り、同じように実践していただければ、たとえスポーツ初心者であっても再現できる内容に仕上げさせていただきました。

あなたも同じように実践していただくだけで、「弓道の姿勢」と「身体の使い方」で確実にパワー・瞬発力・持久力・柔軟性を高められるようになります。その結果、スポーツでパフォーマンスを向上させることができます。

■■■もくじ■■■

まえがき

第1章:スポーツパフォーマンスを向上させる「弓道の姿勢」と具体的活用法
すべてのスポーツの運動技術向上の根幹となる「首を伸ばす姿勢」
1時間以上フルマラソンのタイムを縮めた具体的手法
首の向け方を変えるだけで、スイング・キック・ピッチング動作が改善できる
全身の力みを取り去る「膝」「股関節」の使い方
弓道の観点からわかる「試合中の緊張」の具体的な取り去り方
最小の力で最大限のパフォーマンスを引き出す「体重を乗せる」身体使い
全てのスポーツ動作の動きを変える「腰方形筋」の活用法

第2章:既存のスポーツ常識を転換し、スポーツ技術を向上させる
肩甲骨・股関節周りの筋肉を鍛えても、スポーツ技術が伸びない理由
走るスピードは、「首の後ろ」を伸ばせば速くなる
トライアスロンミドル完走者しか知らない持久力が確実に伸びる方法
スポーツにおける「疲労」を本質的に取り去る方法
腕・肩・胸の力みが抜けて、スポーツ技術が伸びる5つの身体使い
サプリメントに頼ってはいけない具体的な理由3つ
スポーツにおける「基本」にとらわれると、動きが悪くなる
「肩・胸」が動きにくくなると、相手に動きが見破られにくくなる
「前傾姿勢」になると、腰・膝関節が痛くなる

特典動画:サイト未公開のセミナー動画を10本以上プレゼント!!

あとがき

◆◆◆著者紹介◆◆◆

【高橋 大智のプロフィール】

身体健康所Rkyu代表

生年月日:1989年2月7日

星座:みずがめ座

血液型:B型

経歴

2014年2月:「理論弓道」を運営開始

2015年:「理論スポーツ」「健康理論」を運営開始

2017年3月:「楽に自信をもって弓を引ける」出版

2017年:「身体健康所Rkyu」運営、スポーツ動作改善、疲労、膝痛、肩凝り、を取り去る個人指導を開始

 

電子書籍購入希望の方はこちら