良い姿勢の感覚を容易に身につける具体的手法

とある外国のヨガ修道者のセッションを受けました。

日本のヨガと違って、海外の伝統ヨガは「筋肉を緩める」ことに目的にしていないので、面白いです。

内容は、「背骨の各部が上方に伸びているかを自分で認識するため」の体操です。

この内容は、スポーツやほかの武道をやられている人に非常に有効な方法と思いますので、お話します。

■膝を緩めると、姿勢が伸びやすくなる不思議を解説

例えば、骨盤をまっすぐに起こしたいと

思った時。みんな骨盤に意識を向けようとしますが、

伝統ヨガの経験者の場合、「膝」に目を向けます。

大体、掌の横幅程度のブロックを両太腿の

内側に挟みます。

そして、膝の上部がブロックの上端に来るように、

セッティングし、両太腿で挟みます。

このようにすると、何もしていない時に比べて、

お腹、背中が上方に伸びている感覚が分かりやすく

成ります。

膝は、腰あたりを伸ばす時に、

意識しなければいけない部位です。

膝周りの筋肉が硬いと、

今、自分が骨盤が起きているかどうか

感じにくくなります。

そのため、膝関節をゆるくして、

自分で自分の背骨を真っ直ぐに

伸ばせているかどうかを感じやすく成ります。

さらに、動画のように、膝関節を使うと、

脚の力が抜けて、立つことができます。

ぜひ、実践してみてください。

仙腸関節を入れると、肩甲骨が動かしやすくなる

今回は、先日お話した、

「姿勢の伸び」をい体感する方法から、

より肩甲骨を活用する方法を解説します。

剣を振る時、野球でボールを投げる時、

腕を振るとき、様々な場面で肩甲骨を

動かしますが、

仙腸関節を中に入れると、

肩甲骨が動かしやすくなります。

■仙腸関節とは?

ちょうど腰あたりにある関節です。

背骨と骨盤をつなぐ関節です。

皆様腰骨って両手で触れられますか?

その腰骨のラインに沿って、

両手を後ろに回していくと、

両手でぶつかるあたりに仙腸関節があります。

その部位を腰の中に入れてあげるように、

押してあげます。

この姿勢をとると、

腕が動かしやすくなります。

仙腸関節を中に入れたことで、

下半身が安定し、上半身の筋肉が

緩んだからです。

ただ、注意していただきたいことが

ありまして、

正しい仙腸関節の入れ方とそうでない場合があります。

この二つを理解してください。

■正しい仙腸関節の入れ方

正しい仙腸関節の入れ方は、

太腿を外側に回しながら入れます。

最初に両太腿を外側に回します。

次に両太腿の外側を

中心に寄せるように動かします。

その後に、仙腸関節を

中に入れてください。

その後に両腕を回してみると、

縦方向にも横方向にも動かしやすくなります。

 

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