■■なぜ、4ー6月は持病やアレルギー症状が出てくるのか?■■
こんにちは、
弓術スポーツ(KJS)の高橋です。
今回は、また弓道の姿勢から、
「日常の疑問」について考えて、
解決していこうと思います。
4ー6月って、アレルギーのほかに、
持病が出やすいですよね?これってなんで?
この原理を知っておくと、
あなたのよくわからない慢性痛や
だるいと言った症状を紐とき、
改善する方法になりますので、ぜひご視聴を。
実際はこんな簡単です。
■正常な身体は上虚下実の姿勢
まず、正常な身体は上が柔らかく、
下が充実した姿勢が原則です。
弓道で言うと、首が伸びて、肩が下がって、
上半身が柔らく、下半身にしっかり体重が
乗った姿勢。
首が伸びることで、呼吸しやすくなり、
酸素と血液が脳に行きやすくなって、
脳の働きが正常になりますね。
これによって、身体の内部の内臓の働きも
コントロールできます。
脳が休んでいると、内臓の働きも、
コントロールしているわけです。
しかし、3月に花粉などのアレルギー物質が
くると、皮膚がこれを感知、反応して、「身体に異物が来た」
と感知します、
皮膚と脳はつながっています。この指令を受けて、
各内臓を働かせて、異物を除去したり、
酸素を患部に多く送ったりします。
しかし、ここで、姿勢が悪かったり、
ストレスで内臓疲労が起こっていると、
この働きに狂いが起こってしまいます。
具体的には、患部に酸素や血液を集めすぎちゃいます。
そうすることで、患部の正常な細胞も死に過ぎて、
炎症が大きくなり過ぎて、症状が出ます。
くしゃみ、鼻水などがそうですね。
そこで、この脳により「悪い異物」が来た時は、
次また異物が来た時は、迅速に対応できるように、
「記憶」されます。
■過去の痛みによって、他の患部も直しに行ってしまう
この過去の記憶がなされると、アレルギー性物質に
対して、すぐにまた身体が敏感に反応してしまいます。
ここで、さらに身体が姿勢が悪くなる、
酸素が脳に行かなくなると、
過去に記憶した「他の痛み」に関しても、
栄養素や酸素を患部に長そうとします。
これは一種の身体の防御反応です。
そうして、4ー6月はアレルギーだけではなく、
持病にもかかりやすくなると言うことです。
脳の働きが悪くなると、一つの症状だけでなく、
他にだるい、慢性痛が起こる。などいろいろな
影響が出ちゃうので、
上体の力が抜けた「弓道の姿勢」を意識しましょう。
その弓道の姿勢作りを詳しく解説したものは
こちら
「頸の後ろ」で健康になれる仕組み