【不安の大元】なんとなく不安の根源的原因は「軸のズレ」にあります

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動画タイトル:【不安の大元】なんとなく不安の根源的原因は「軸のズレ」にあります

動画URL:</strong >https://youtu.be/gHVakxEjYT4

30代・40代になって感じる「なんとも言えない不安」の正体

30代、40代になって、こんな経験はありませんか?仕事が特別不安なわけでもない、人間関係に問題があるわけでもない。でも、何となく不安</span >…。

若い頃は感じなかったこの漠然とした不安感。「どうしよう」という気持ちが、特に理由もなく湧き上がることがある。これは一体何なのでしょうか?

年齢を重ねるにつれて、筋肉量が減り、姿勢が崩れやすくなります。そして実は、この姿勢の変化が、あなたの心に大きな影響を与えているのです。

「自信がない」「自己肯定感が低い」と言われても…

こうした不安について相談すると、よく言われるのが:

  • 「自信を持ちなさい」
  • 「自己肯定感を高めましょう」
  • 「ホルモンバランスの問題かも」
  • 「マインドの問題です」

でも、具体的にどうすればいいのかわからない。そんな風に感じていませんか?実はこれ、多くの30代・40代が抱える共通の悩みなのです。

私自身も、10代・20代の頃は様々な不安を抱えていました。しかし、弓道を20年以上続けてきた経験から、30代の今では自信を持って事業経営もできるようになりました。その秘密は、体の使い方にあったのです。

不安の正体は「身体の消失性」にあった

あなたが感じている「なんとなくの不安」、その正体は「身体の消失性」です。

身体の消失性とは、自分の体を自分で感じられていない状態のこと。例えば、猫背の姿勢を取ってみてください。だらんとした状態になると、自然と気持ちも沈んだ感じになりませんか?

これは、猫背になることで肩に力が入り、お腹や足の筋肉を感じられなくなるからです。まるでディズニーランドのホーンテッドマンションのように、足がついている感覚がなく、ふわふわして不安定な状態なのです。

弓道の「肚(はら)が決まった状態」とは

武道の世界では「肚が決まった人」「肚が座っている人」という表現があります。この「肚」は、お腹の「腹」ではなく、月偏に「肚」と書きます。

肚が決まった状態とは、足の筋肉に100%体重が乗っていて、まるで地面に根っこが張り巡らされているくらい足に意識が入っている状態のこと。迷いがなく、選択の余地のない、「俺はもうこれをやる」と決めている状態です。

逆に、足に力が入っていない状態では、身体が消えている感覚になり、不安な気持ちが出てくるのです。

身体の消失性を解消すると得られる効果

身体の消失性を解消し、肚が決まった状態を作ることで、以下のような効果を実感できます:

  • 充実感を得られる – 筋肉がしっかり伸びて使えている感覚
  • なんとなくの不安が入る余地がなくなる – 心の安定
  • 立っているだけで元気になる – 自然なエネルギーの向上
  • 細かいことを考えなくなる – 集中力の向上
  • 自信が湧いてくる – 内面からの安定感

科学的根拠:TEDでも注目される姿勢と心の関係

アメリカのTED(テッド)トークでも、自己認知力と姿勢の関係について論じられています。人の心の状態(自信があるか、不安であるか)は、体と密接に関係していることが研究で示されています。

弓道の世界では、何百年もの間、この姿勢と心の関係性が研究され、洗練されてきました。弓道で指先から力の抜き方まで細かく決まっているのは、それが感情のブレを防ぐ最も効果的な方法だからです。

姿勢とは「構え」+「態度」

そもそも姿勢とは何でしょうか?単に「立っている構え」だけではありません。「人の話を聞く姿勢が悪い」という表現があるように、姿勢には態度(マインド)も含まれます。

つまり、姿勢 = 立っている構え +
態度(マインド)なのです。だからこそ、姿勢が崩れると心も不安定になってしまうのです。

身体の消失を防ぐ!3つの重要筋肉ストレッチ

身体の消失性を解消するために、以下の3つの筋肉を重点的に伸ばしましょう。どんな構えを取っても体が浮いた感じになってしまう方は、特にこれらの筋肉から先に伸ばすことが重要です。

① 腸腰筋(最重要!)

感情が溜まる場所・トラウマを記憶する筋肉

腸腰筋は「感情が溜まる場所」と言われ、トラウマの状況を見た時に最も力が入りやすい筋肉です。恐怖を記憶するため、普段からここを伸ばしておくことで、ネガティブな感情を溜め込みにくくなります。

腸腰筋の伸ばし方:

  1. 壁に足をくっつけて立つ
  2. 体が上に伸びやすくなったら、さらに上に引き上げる
  3. 胸ではなく骨盤から引き上げるのがポイント
  4. 後ろに倒れるのではなく、骨盤から大きく引き上げる

効果:</span >これだけで背骨、足の筋肉、腕の筋肉など全身が伸びる感覚が得られ、気持ちが不安になりにくくなります。

② ふくらはぎ

体重がしっかり降りている感覚を作る

ふくらはぎを伸ばすことで、上半身の浮き上がった状態を解消し、どっしりとした構えを作ることができます。弓道でも落ち着いた状態を作るために必須の筋肉です。

正しいふくらはぎの伸ばし方:

  1. 足を90度に向けて伸ばす(前後ではなく左右に)
  2. 体重がしっかり降りている感覚を意識
  3. 足の裏がぴったりくっついている感覚を作る

注意:</span >一般的な前後の伸ばし方では、体重が降りた感覚は得られません。横向きに伸ばすことが重要です。

③ 胸の筋肉

相反する筋肉の動きで理想的な姿勢を作る

後ろ側の筋肉は緩めて体重を落とし、前側の筋肉は引き上げて内面的に上がっている状態を作ります。「しっかり体重が落ちているけれど、内面的には自信がある」という理想的な状態です。

胸の筋肉の伸ばし方:

  1. 壁から足1歩分離れた位置に立つ
  2. つま先立ちになって壁に手をつく
  3. 体を倒しながら、胸の上部は上に引き上げる
  4. 肋骨の下は上げず、上部のみ引き上げる

効果:背が高くなっている感覚が得られ、腸腰筋も上下に最大限伸ばすことができます。

重要なポイント:姿勢を良くしようとすると悪くなる

実は、「姿勢を良くしよう」と意識すると、かえって姿勢は悪くなります。背筋を正そうとしたり、胸を張ろうとすると、余計に身体の消失性が高まってしまうのです。

正しいアプローチは、まず「流れ」を作ること。大の字に伸びることで体の中に流れができると、その後自然と姿勢が良くなります。

  1. 大の字に伸びる → 体の中に流れができる
  2. 筋肉が伸びる流れができる → 呼吸にも流れができる
  3. 全身に流れができる → 自然と姿勢が良くなる

つまり、心を変えてから姿勢が良くなるという順番なのです。心とは「流れ」のこと。伸ばす流れ、呼吸を通す流れ、血液の流れを良くすることが先決です。

明日から実践!具体的な行動プラン

この3つの筋肉ストレッチを、明日からの日常に取り入れてください:

  1. 朝起きたらまず腸腰筋のストレッチ – 1日の基調を整える
  2. デスクワークの合間にふくらはぎ伸ばし – 体重が降りる感覚をリセット
  3. 夜寝る前に胸の筋肉を開く – 1日の緊張をリリース

特に腸腰筋のストレッチは毎日行いましょう。感情が溜まりやすい部分なので、継続的なケアが重要です。

さらに効果的にするには

ゴムチューブを使うと、さらに効果的に筋肉を伸ばすことができます。特に胸の筋肉は、ゴムチューブを短く持って横に引っ張ることで、背中側に筋肉もつき、姿勢改善とマインドの向上の両方が期待できます。

こんな方に特におすすめです

この弓道式の身体調整法は、特に以下のような方に効果的です:

  • 30-40代で何となく不安を感じる方 – 身体の消失性を直接解消
  • 自信が持てない方 – 肚が決まった状態で内面から安定
  • 若い頃より不安が増えた方 – 筋肉の衰えによる姿勢変化をリセット
  • 姿勢が悪くなったと感じる方 – 根本的な流れの改善
  • 肩こりや体の硬さに悩んでいる方 – 全身の筋肉バランス調整

今すぐ試せる3ステップ

理論を学んだだけでは何も変わりません。今すぐ、以下の3つのステップを実践してください:

  1. 壁に足をつけて、腸腰筋を骨盤から引き上げる
    胸からではなく、必ず骨盤から引き上げることを意識してください
  2. 足を90度に向けて、ふくらはぎを伸ばす
    体重が降りる感覚を意識しながら行いましょう
  3. 壁につま先立ちして、胸の筋肉を上に引き上げる
    背が高くなる感覚を味わってください

たった数分で、あなたの身体と心の状態が変わることを実感できるはずです。

🌟 実践まとめ 🌟

やること:腸腰筋・ふくらはぎ・胸の筋肉の3つを毎日伸ばす
特に腸腰筋は感情が溜まる場所なので、継続的なケアが重要です。
理由:身体の消失性を防ぎ、足に体重が乗る感覚を取り戻すため
肚が決まった状態を作ることで、なんとなくの不安が入る余地をなくします。
対策:姿勢を良くしようとせず、まず流れを作ることを意識
大の字に伸びる→流れができる→自然と姿勢が良くなる、という順番を守りましょう。

「もう怖くない。立ち方だけで、私の心は軽くなる」
この感覚を、ぜひあなたも体験してください。